【6月11日 AFP】世界一の富豪で、米ドナルド・トランプ政権から退任したばかりのイーロン・マスク氏は11日、トランプ氏に対する最近の批判の一部について「行き過ぎた」と述べ、後悔の念を示した。

マスク氏は、X(旧ツイッター)に「先週の@realDonaldTrump大統領に関する投稿の中には、行き過ぎたものもあったと後悔している」と投稿した。

両氏は先週、ソーシャルメディア上で公然と非難を応酬しあった。

トランプ氏は、自身の看板政策を盛り込んだ歳出法案「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル」へのマスク氏の批判に「大変失望している」と述べ、マスク氏の企業が抱える数十億ドル規模の米政府契約を破棄すると発言した。

これに対しマスク氏は、自身の影響力がなければトランプ氏は2024年の大統領選に勝てなかったと主張し、トランプ氏を「恩知らず」と非難。さらに、同氏が「エプスタイン・ファイル」に名を連ねているとも主張した。(c)AFP