【6月11日 AFP】サッカーイタリア・セリエA、ユベントスのダミアン・コモリ・ゼネラルマネジャー(GM)は10日、イゴール・トゥドール監督が来シーズンも引き続きチームを指揮すると明らかにした。

ユベントスはかつてチームをリーグ3連覇(2011〜2014年)に導いたアントニオ・コンテ氏の再招へいを目指していたが、今季セリエAを制したナポリに残留することをコンテ氏が決断したため、クラブはトゥドール氏の続投を決めた。

トゥドール氏は今季3月、解任されたチアゴ・モッタ氏の後任として就任。シーズン途中からの指揮でチームを立て直し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得するなど、結果を残した。

また、トゥドール監督は、米国で開催されるクラブW杯でもチームを率いる。ユベントスはグループステージでアル・アイン(アラブ首長国連邦<UAE>)、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)、マンチェスター・シティ(イングランド)と対戦する。

さらに、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)から期限付きで加入しているフランス代表FWランダル・コロムアニのローン期間も、クラブW杯終了まで延長されることが決まった。

コモリGMはコロムアニの来季残留についても前向きな姿勢を示し、「PSGとはまだ合意に至っていないが、楽観している」と語った。(c)AFP